ロングコートダディの堂前透さんは、高校卒業で大学進学していないものの、芸人仲間から「天才」と称されています。
2025年10月11日には『キングオブコント2025』で優勝を果たし、史上最多3449組の頂点に立ちました。
その才能が天才と呼ばれる具体的な理由を探ります。
理由①:キングオブコント2025で日本一の座を獲得

2025年10月11日、ロングコートダディが『キングオブコント2025』で見事に優勝しました。
トップバッターとして登場し、ファーストステージで474点、ファイナルステージで471点、合計945点を獲得して第18代王者に輝きました。
これまで2020年7位、2022年7位、2024年準優勝という実績を重ねてきた末の快挙となりました。
堂前さん自身も優勝後の会見で以下のように語っています:
「正直、すごいなって思いました。トップバッターで。去年もトップバッターで、去年で信頼を得て、点数をつけている部分もあると思ったので、ありがたくいけました」
(引用元:ORICON NEWS)
天才と言われる所以が分かりますね!
2年連続でトップバッターを務めながら優勝するという快挙は、本人たちの実力と審査員からの絶大な信頼の証といえるでしょう。
ネタ作りの才能
ロングコートダディのネタ作りは全て堂前さんが担当しており、キングオブコントやM-1グランプリの決勝に複数回進出しています。
具体的には以下のような実績があります:
- M-1グランプリ2022 第3位
- キングオブコント2020・2022 決勝進出
- M-1グランプリ2021 決勝進出 4位
- 2019年「第四回 上方漫才協会大賞」文芸部門賞受賞
1回でも決勝進出することが難しい中、複数回の決勝進出を果たしていることから、堂前さんのネタのレベルの高さがうかがえます。
理由②千原ジュニアの座王で異次元の成績
堂前さんが天才と称される最も大きな理由は、即興ネタを競う『千原ジュニアの座王』での圧倒的な成績です。
通算155勝を記録し、歴代通算勝利数第3位にランクされています。
座王で100勝以上を達成しているのは史上わずか4名のみで、以下の通りです:
- 笑い飯 西田幸治:332勝
- R藤本:169勝
- ロングコートダディ 堂前透:155勝
- モンスターエンジン 西森:137勝
この成績は即興力の高さを物語っており、どんなお題にも瞬時に対応できる柔軟な思考力の証明といえます。
理由③先輩芸人からの絶賛コメント

千鳥ノブによる1位指名
2024年9月の『アメトーーク!』芸人ドラフト会議で、千鳥のノブさんが架空番組で共演したい芸人の1位に堂前透さんを指名しました(引用元:スポーツニッポン)。
ノブさんは「ロケで、どんな場面でも堂前に振ったら絶対に落としてくれた」と評価しています。この発言からは、堂前さんの確実性と安定感への信頼が伺えます。
見取り図盛山の憧れ発言
見取り図の盛山晋太郎さんは2025年1月の番組で堂前さんについて以下のように絶賛しました:
「正直堂前、歯止め効かんくらい面白いやん。ネタはもちろんやけど、テレビの立ち回りも」
さらに盛山さんは「違う番組でノブさんと一緒にメーク落としていた時に、2人で’堂前みたいな芸人になりたかったな’って。センスあって」と明かしています。
先輩芸人が羨むほどのセンスを持っているという証言は、堂前さんの実力を如実に物語っています。
芸人仲間からの評価
相方の兎さんも「相方すごいなって思い始めた」「誰でも堂前の面白さはわかる」と評しており、堂前さん自身も兎さんについて
「誰にも出せない空気感を出せる時がある。ちょっと手放しにくい逸材」
とコメントしています。(引用元:weblio)
お互いを高く評価し合う関係性が、コンビとしての強さにもつながっているようです。
【筆者の考察】
相方からのリスペクトは、長年一緒に活動する中で培われた信頼の表れで、堂前さんの才能が本物であることを裏付けていますね。
高い学力と多才な能力
堂前さん自身が「神戸大学に受かるくらいの学力がある」と発言しており、出身高校の若狭高校は京都大学や国公私立大学への進学率が高い進学校として知られています。
高い学力を持ちながら芸人の道を選んだことで、ネタ作りにおける論理的思考力や構成力に活かされているのではないでしょうか。
また、堂前さんは高校時代に美術の先生から絵のレッスンを受けていた経験があり、現在でもイラストを趣味・特技としています。
自身の単独ライブやグッズのデザインを手掛けるなど、プロレベルの画力を持っているとSNSでも評価されています。
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笑いとは異なる芸術分野での才能も開花させており、まさに多才な人物といえるでしょう。
2025年の大ブレイク
堂前さんは事前のアンケートで2024年の活躍を99点と高評価し、「自分の魅力を伝えることができた1年だった」と振り返りました。
2025年はキングオブコント優勝により、さらなる飛躍を遂げた年となりました。
堂前さんは優勝後の会見で「正直今年で終わろうと思っていたので。優勝してもせずとも。一番いい形で終わることができてよかった」と語っています(引用元:ORICON NEWS)。
最高の結果で有終の美を飾った形となりました。
まとめ
ロングコートダディの堂前透さんが天才と呼ばれる理由は、即興力・学力・画力という複数分野での才能、そして先輩芸人からの圧倒的な信頼にあります。
2025年のキングオブコント優勝により、その実力が全国に証明された今、さらなる活躍が期待される逸材といえるでしょう。
多方面での才能を持ちながらも謙虚で飄々とした人柄も、多くの人に愛される理由の一つなのかもしれません。
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