ヨネダ2000のネタ曲名一覧!M-1餅つきやYMCAの元ネタを徹底解説
2025年12月4日、M-1グランプリ2025の準決勝が行われ、ヨネダ2000が決勝進出者9組の中に選ばれました。
2022年の「餅つき」ネタでの初出場以来、実に3年ぶり2度目の決勝進出となります。
- 決勝戦放送日:2025年12月21日(日)
- 放送局:ABCテレビ・テレビ朝日系列 生放送
決勝進出者発表会見では、誠さんが
「返り咲きと言われていますが、これが本当の帰りザッケローニ監督!」
とボケて会場を沸かせようとしたところ、真空ジェシカの川北さんが乱入するという一幕もありました。
今年の決勝で新たな「リズムネタ」と「名曲(迷曲?)」が誕生するのか、期待が高まります。
この記事では、これまでにヨネダ2000がネタで使用してきた楽曲名やその元ネタを一覧で解説します。
「あの曲はCDで売っているの?」「誰が歌っているの?」
という予習・復習にお役立てください。
M-1決勝「餅つき(ぺったんこ)」の曲名は?
M-1グランプリ2022の決勝で披露され、お茶の間に強烈なインパクトを残した「餅つき」ネタ。
「ぺったんこ、あ~い!」というフレーズとともに流れる高速ビートの正体について解説します。
曲名はなく「誠のオリジナル音源」
結論から言うと、餅つきネタで使われているBGMに市販の正式な曲名はありません。
これはメンバーの誠さんが、GarageBand(音楽制作アプリ)を使って自作した完全オリジナル音源です。
当初は既存の楽曲を使用することも検討していましたが、同期のアドバイスや試行錯誤を経て、自分たちのリズムに完全に合わせた音源を作成することになりました。
インタビューでは以下のように語られています。
最初はオリジナル曲でやってたんですけど、同期に『なんでオリジナルソングでやってるの』と言われて。(中略)DA PUMPさんは?ってアドバイスをもらって変えました
このように、一度は既存曲(DA PUMPなど)の使用を検討した経緯もありますが、最終的にM-1で披露されたバージョンは、誠さんが作成したテクノ・ハッピーハードコア調のトラックとなっています。
ネタ中の「DA PUMP」との関係
ネタの途中で「DA PUMPのKENZO」というワードが登場しますが、これは楽曲自体がDA PUMPの曲というわけではありません。
DA PUMPのヒット曲「U.S.A.」がユーロビート調であり、ヨネダ2000のネタのテンポ感(BPM160前後)と親和性が高かったことから、リスペクトを込めて取り入れられています。後にDA PUMP公式とのコラボレーションも実現しました。
シュールな世界観「YMCA(寿司)」の元ネタ
誠さんが曲に合わせてひたすら奇妙な動きをし、愛さんが「どいて~」と翻弄されるネタ。この曲は世界的ヒットソングが元ネタです。
曲名:Y.M.C.A.
- アーティスト:ヴィレッジ・ピープル(The Village People)
- リリース年:1978年
日本では西城秀樹さんの「ヤングマン」のカバーとして有名ですが、ヨネダ2000が使用しているのは英語歌詞の原曲(ヴィレッジ・ピープル版)です。
ディスコ調の陽気なリズムと、誠さんの無表情な動きのギャップが笑いを生み出しています。
ヨネダ2000の出囃子(登場曲)のタイトル
漫才師が舞台に登場する際に流れる「出囃子(でばやし)」も、ヨネダ2000のレトロでポップな世界観を象徴しています。
曲名:Red River Rock
- アーティスト:ジョニー&ザ・ハリケーンズ(Johnny and the Hurricanes)
- リリース年:1959年
古いカートゥーンアニメや、昔のバラエティ番組を彷彿とさせるインストゥルメンタル・ロックンロールです。
誠さんはインタビューで、自分たちの雰囲気に合う曲としてこの曲を選んだと語っています。
どこか懐かしく、ワクワクするような曲調が、これからはじまる「ヨネダワールド」への期待感を高めてくれます。
その他テレビ・CM・配信で使用された楽曲一覧
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ヨネダ2000は、そのリズム感を活かしてCMソングの歌唱やコラボ企画にも多数参加しています。
| ネタ・企画名 | 使用楽曲・元ネタ | 詳細 |
|---|---|---|
| THE W 2021「どすこい」 | オリジナルリズム | 「大きなカブ」をベースにしたリズムネタ。BGMは誠さんの自作音源。 |
| 金麦Web CM | 木にしない | ヒップホップグループSUSHIBOYSの楽曲をカバー歌唱。 引用元:音楽ナタリー |
| クラブ狸穴TOKYO | 餅つき Remix | 音楽プロデューサーRAM RIDERによる公式リミックスバージョン。 |
| Mas Que Nada動画 | The Sound of Future | 誠さんが作曲したオリジナルBGMを使用。 |
まとめ:ヨネダ2000の音は「計算された」エンタメ
ヨネダ2000のネタに使われている曲は、単なる背景音楽ではなく、ネタの一部として機能しています。
- 餅つき:誠さんオリジナルの高速BPMトラック
- YMCA:ヴィレッジ・ピープルの名曲
- 出囃子:Red River Rock(オールディーズ)
彼女たちのネタは、見ている私たちが思わず体を動かしたくなるような「音楽的な快感」があります。
2025年のM-1グランプリ決勝でも、私たちの予想を裏切る新しいリズムと笑いを見せてくれることでしょう。
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