GEZANのフロントマンにして小説家
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マヒトゥ・ザ・ピーポー(通称:マヒト)は、オルタナティブロックバンドGEZAN(ゲザン)の作詞作曲を手掛けるフロントマンです。
しかし、彼の活動は音楽だけに留まりません。
実は文芸界からも高く評価される小説家としての顔も持っています。
主な活動の幅
- ミュージシャン: GEZAN、青葉市子とのユニット「NUUAMM」
- 小説家: 著書『銀河で一番静かな革命』などは、吉本ばなな氏やASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文氏からも絶賛されています。
- 映画監督: 2024年公開の初監督作品『i ai(アイアイ)』では、脚本・音楽も担当。
彼は単に「目立つ人」ではなく、言葉の力で世界を変えようとする表現者なのです。
筆者の考察
一見、破天荒に見えますが、彼の紡ぐ言葉は非常に繊細で文学的。そのギャップこそが、多くのファンを沼に引きずり込む最大の魅力と言えます。
「全感覚祭」で見せる革命的な思想
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マヒト氏を語る上で外せないのが、彼が主催する野外フェス「全感覚祭」です。
このフェスの最大の特徴は、「入場料がフリー(投げ銭制)」であること。「チケット代」という決まった対価ではなく、受け取った感動の価値を参加者自身が決めるというスタイルを貫いています。
そこには、資本主義的な価値観への問いかけがあります。
「だいたい想像つくじゃないですか、「これくらいは払おうかな」とか。
そういうやり方で、無の境地で2500円払うんじゃなくて、感情とか時間とかエネルギーとか、そういう価値を自分でジャッジする意思を取り戻そうっていう。
それができたら楽しくなりそうだな、みたいな。」
彼は「お金」が決める価値ではなく、「想像力」でつながる空間を作ろうとしています。この純粋な姿勢が、若者を中心に熱狂的な支持を集めている理由です。
筆者の考察
「タダだから行く」のではなく「自分たちで場所を守るために払う」。参加者の能動的なアクションを引き出す手腕は、まさに現代のカリスマと呼ぶにふさわしいです。
映画『i ai』に込めた「生」へのメッセージ
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2024年、彼は映画監督としても鮮烈なデビューを果たしました。初監督作『i ai(アイアイ)』は、自身のバンドマンとしての実体験をベースにした青春映画です。
この作品で彼は、大切な人との別れや、終わってしまった日々の美しさを描いています。
「映画のなかで大事にしたかったのは、別れをどう捉えるかということで。(中略)
誰もが当事者としてそのテーマを背負わなきゃいけないと思うんですよ。」
彼の表現の根底にあるのは、常に「今、この瞬間をどう生きるか」という切実な問いかけです。
筆者の考察
音楽、小説、映画。手段は違っても、彼が発信しているのは常に「平和への願い」と「人としての尊厳」を一貫して訴え続けている点に胸を打たれます。
まとめ:マヒトゥ・ザ・ピーポーは「時代の代弁者」
マヒトゥ・ザ・ピーポーという人物は、単なるバンドマンの枠を超えた「時代の代弁者」です。
- 音楽: 圧倒的なライブパフォーマンス
- 言葉: 繊細で鋭い文学的センス
- 行動: 「全感覚祭」で見せる新しい価値観の提示
赤い衣装の奥にあるのは、誰よりも純粋に「より良い世界」を夢見る優しさなのかもしれません。もし彼に興味を持ったら、まずはGEZANの音楽か、彼の小説に触れてみてください。きっと、景色が少し違って見えるはずです。
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