2025年11月14日、NHKが発表した「第76回紅白歌合戦」の出場歌手に韓国アイドルの名前が並び、SNS上では賛否両論の議論が繰り広げられています。
前年から出場枠が半減したにもかかわらず、
「なぜK-POPが紅白に出るのか」
という声は止まりません。
この記事では、その背景や理由、SNSでの反応をデータとともに詳しく紹介し、筆者の考察も交えて分析します。
2025年紅白のK-POP勢は前年から半減
今回、紅白への出場が決定した韓国アイドル関連グループは以下の3組です。
| グループ名 | 出場回数 | 所属事務所 | 特徴 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|---|
| ILLIT | 2年連続 | BELIFT LAB (HYBE) | デビュー即人気・第5世代K-POP | 若者世代の象徴的存在 |
| aespa | 初出場 | SM ENTERTAINMENT | 世界的人気・SMから14年ぶり | 東京ドーム公演・Whiplash話題 |
| &TEAM | 初出場 | YX LABELS (HYBE JAPAN) | 日本拠点・日本人7人含む9人組 | Japan to Global・日韓ミリオン達成 |
紅組
- ILLIT(アイリット):2年連続出場。デビュー直後から爆発的な人気を獲得した第5世代K-POPの代表格。
- aespa(エスパ):初出場。東京ドーム公演を満員にした世界的人気ガールズグループ。
白組
- &TEAM(エンティーム):初出場。日本人メンバー7人を含む9人組で、
「日本から世界へ(Japan to Global)」を掲げて活動中。
筆者の考察:出場数が減っても注目度が落ちていないのがK-POPの強さ。もはや“外国枠”ではなく、“紅白に欠かせないジャンル”へと定着した印象です。
前年から大幅削減された背景
2024年はTWICE、LE SSERAFIM、TOMORROW X TOGETHER、JO1、ME:Iなど6組が出演していましたが、今年はわずか3組に半減。
NHKの出場構成の見直しとみられます。
筆者の見解:
これはあくまで“調整”であって“排除”ではないと感じます。
話題性を保ちながら国産アーティストとのバランスを取ろうとする姿勢がうかがえます。
韓国アイドルが紅白に選ばれる表向きの3つの理由
理由①:若者世代からの圧倒的人気と実績
aespaは月間リスナー数5,000万人、ILLITはデビュー直後から国内外配信ランキングを席巻。
紅白の選考基準である「今年の活躍」「世論の支持」を満たしています。
筆者の考察:NHKの伝統枠よりも、今の“デジタル主流”に寄せた起用と見るべきでしょう。若年層の共感を得るには避けて通れない存在になっています。
理由②:視聴率回復への期待
紅白の第2部視聴率は2024年で32.7%、過去2番目の低さ。
10〜20代の視聴離れが進む中、K-POP勢出演時には若年視聴率が上昇しており、起用には実利的な目的もあります。
筆者の考察:K-POPはSNSとの相乗効果で数字以上の話題を生む。
“テレビ×SNS”の好循環をNHKが手放せない理由がここにあります。
理由③:グローバル戦略と多様性の重視
2025年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。
NHKは番組全体で国際的な視点を重視しており、日韓文化の架け橋となる構成を打ち出しています。
筆者の見解:
K-POPはもはや外来文化ではなく、アジアカルチャーの一部。
紅白も“国民的番組”から“アジアを代表する音楽番組”へ変化しているように見えます。
SNSの反応:賛否が真っ二つに分かれる
批判的な声では「紅白がK-POPだらけ」「日本人の枠が減る」といった意見が多く見られ、
aespaに対する出場反対署名には1万5千人以上が賛同するなど大きな話題となりました。
筆者の考察:紅白は“日本文化の象徴”ゆえに、海外勢が入ると賛否が顕著になる。だがこれこそ、番組がいまの社会変化を映し出している証拠です。
一方、肯定的な意見も多く、特に若い世代からは「楽しみ」「K-POPが見られるのがうれしい」といった声が上がっています。
TWICEやLE SSERAFIMの落選を惜しむ投稿も多数見られました。
筆者の意見:伝統を重んじる層と、新しい音楽を求める層がぶつかっている。両方の意見に筋が通っているからこそ、紅白の影響力は健在なのだと思います。
世代間のギャップが浮き彫りに
SNSの反応をみると、若年層は「紅白でK-POPが見られる!」と喜ぶ一方で、中高年層は「誰だかわからない」「紅白らしくない」と戸惑う声も。
2024年度の調査では、「満足」44%、「不満」56%と世代間でも意見が割れています。
筆者の考察:
文化の主流がテレビからSNSに移った今、紅白が何を“国民的”とするのかが問われています。
その意味で、K-POP起用は社会の縮図のように見えます。
韓国アイドルは本当に視聴率を稼げるのか
2024年の紅白での視聴率上位10組にはK-POP勢が入らず、B’zや石川さゆりなどベテラン勢が安定した人気を維持しています。
ただし、SNSトレンドではK-POP関連ワードが上位を占めていました。
筆者の見解:視聴率という指標自体が、現代の若年層の熱量を測りきれていない。
K-POP勢は“数字外の影響力”で番組の存在感を支えているといえるでしょう。
それでもNHKがK-POPを起用し続ける理由
NHKは若者のNHK離れを課題視しており、将来的な視聴者基盤確保を目的に、若者人気のあるK-POPを起用しています。
TikTok再生数やストリーミング実績を考えると妥当な判断です。
筆者の考察:
紅白でK-POPを扱うのは短期的な数字ではなく、長期的な“未来投資”。
NHKは視聴率より“次世代への継承”を優先しているとも読めます。
まとめ:多様化する音楽シーンと紅白の挑戦
2025年紅白の韓国アイドル枠は前回より減りながらも、いまだ注目度は圧倒的。
若者人気、視聴率回復、グローバル化の流れが主な理由です。
SNSでは賛否両論が渦巻いており、世代間の価値観の違いも鮮明になりました。
筆者の結論:
紅白は、時代とともに変わる“国民の価値観”を映す番組。
K-POP論争は文化の拡大期に必ず通る過程であり、
その変化を受け入れられるかがこれからの紅白の成長を左右するだろう。
変化を恐れず、時代の音楽を映す番組であってほしい。
関連記事
2025年の紅白歌合戦に出場するアーティストの記事です